みちの機能とみちへの期待

−これからなすべきことを考える−

 

 越 正毅

東京大学名誉教授

財団法人高速道路技術センター特別顧問

建設省土木研究所技官、東京大学生産技術研究所教授を経て

平成2年東京大学工学部土木工学科教授

平成7年日本大学理工学部教授、同14年退職

財団法人国際交通安全学会会長

社団法人日本自動車連盟常任理事

社団法人交通工学研究会元会長

社団法人ITJ Japan前副会長 など。

著書 「道路(1)・交通流」「道路技術・計画・建設・運用」

  「交通工学通論」「東京の交通問題」

 


道は人間の営みと共にあり、人は道なしには生きることができない。

 

道のいろいろな役割がある。

 

 交易の道

 支配・統治の道

 くらしの道

 町並みの骨格の道

 

道についてのいろいろな期待、要求がある。

 

道路工学的要素 大

 
 速い道

 安全な道    

 快適な道    

 楽しい道    感性の世界

美しい道    道路単体として、周囲と共に

 

   

 

どんな道でしょう?

 
風土をひき立てる道

風土の一部となる道

 

 

道路の過去、現状を概観し、未来のあるべき姿を探る。