風土工学だより41号

【目次】
・理事長交代のお知らせ
・田村喜子理事長の退任
・竹林征三新理事長のご挨拶

 
不時沼物語――ふじ地名を求めて"時を超えた幻の沼"
竹林征三(富士常葉大学名誉教授)
大根義男(愛知工業大学名誉教授・元ダム工学会会長)
 

1 富士・不二・不死に魅せられて
 〔1〕人生の転機・第二の職場
 〔2〕富士山学会ではなく、富士学会をつくろう
 〔3〕憧れの地"幻の不時の沼"
2 不時沼物語
 〔1〕民話伝説が伝えるメッセージ
 〔2〕不時沼には人を惹き付ける霊力がある
3 不時沼に堤を築く
 〔1〕高土山の広大な裾野は水争いの戦場
    ~水争いの絶えない江花川沿川
 〔2〕池田利七の夢の実現に向けて
 〔3〕池田利七は貯水池選定の名人
 〔4〕藤沼溜め池の概要
 〔5〕森岡喜一郎の辛苦
 〔6〕戦時下・勤労動員によるダム施工
 〔7〕高原の大湖水の誕生
 〔8〕補修・改修の歴史からの伝言
    ~建設及びその後の補修や環境整備の経緯
4 巨大なまずが不時沼を襲う
 〔1〕災難の概要
 〔2〕東日本大震災による被害の概要
 〔3〕なまずの正体をつきとめる
 〔4〕地元住民の従前よりの心配事
 〔5〕堰堤の図面から考えられること
 〔6〕堰堤欠壊時の証言が意味するもの(新聞記事からの抜粋)
 〔7〕堰堤欠壊のメカニズム推論
 〔8〕古設計図面は何を語るか
 〔9〕設計基準とダムの安全性
5 大根義男博士の推論
6 不時の名に恥じない風土の復興に期待―不時沼の名前の変遷―

 
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