風土工学だより48号

誇り高い利賀の風土を考える
「ルーツに勝るものはなし」地域おこしの実践に学ぶ
山口大学時間学研究所 客員教授 富士常葉大学 名誉教授 竹林征三
 

1.はじめに
(1)風土工学の思い
(2)利賀村の知恵とセンスと情熱に学ぶ
(3)利賀村の地域おこし・知恵とセンスが一杯の新展開
(4)旧利賀村の地域おこしの課題
2.風土の“形”が語る物語
(1)富山県及び近隣県の“形”が語る物語
(2)南砺市の“形”が語る物語
(3)利賀村の“形”が語る物語
3.利賀の大地が語るメッセージ
(1)利賀の四周の峠と街道物語
(2)四周の山々、内なる山並み物語
(3)三断層と六絶壁
(4)巨岩・奇岩のメッセージ・利賀の六巨岩
4.利賀の水の流れが語りかけてくる物語
(1)庄川と利賀川そして百瀬川
(2)利賀の五渓流と百瀬の四渓流
(3)利賀の四滝と五名水
5.利賀の生類が語りかけてくるメッセージ
(1)利賀の九名巨木
(2)利賀の社叢林
(3)利賀の湿地と群落
(4)利賀のアシツキノリ清流物語
(5)砺波の禁制七木制
6.利賀の誇り高い歴史文化
(1)越中・五箇山
(2)富山・利賀の獅子舞
(3)利賀の風土・四民謡
(4)利賀の風土・七祝歌
(5)利賀の伝説と民話
(6)災害の歴史と石仏
(7)篭の渡しと流刑配所の歴史
7.利賀の活力源 風土が語る物語
◇時間学の体系構築に向けて
(1)日本・世界が着目した五大祭り
(2)村興しの拠点 四郷と一文化村
(3)ソバのルーツを訪ねる
(4)利賀の三秘湯物語
(5)ダムは活力源風土の主役
8.おわりに

 

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