「美・愛・歓喜の小丸川の郷物語」

−家族・友人そして人間愛 結晶の地−

木城・高鍋地方には、百済王漂着の話が伝わっていて、地名のいわれなどこの百済王伝説にまつわる事績が数多く残されています。特に、年に一度家族が対面すると言われている三つのまつりは、現在まで人々に親しまれながら綿々と行われています。

また、この地は、美しい自然を背景に人々の生活を豊かにするために生きぬいた愛情豊かな人物を数多く輩出しております。

「美・愛・歓喜の小丸川の郷物語」は、人々に親しまれていたといわれる福智王子の話を元に、地域の素晴らしい自然やこの地で活躍した偉人達の残した足跡を地元の誇り有る風土の資産として広く知っていただくため創作したものです。

この物語によりこれらの資産が地域の人々に広く親しまれるとともに、また小丸川発電所がこの地に豊かな恵みをもたらし良好な風土形成に寄与することを願ってやみません。

              平成13年11月            

               九州電力株式会社小丸川発電所建設所

           作 風土工学研究所