■急流小丸と十二支流
鴫野川、宮田川、切原川、黒水川、春山川(谷)、大瀬内川(谷)、板谷谷、板谷川、渡川、(水清谷川)、(仁久川)、又江の原川
◇切原川(典型的な天井川で谷瀬川、タンセゴガワとも呼ばれる。)
◇黒水川(クロンゴガワとも呼ばれている)
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■小丸川の洪水と対策
小丸川の氾濫は、ほとんど毎年あり、中でも嘉永3年8月の台風による被害が最も大きかった。そのため、高鍋藩では、造林や、護岸堤防によって水害に対する対策を立てた。川除方という役所を設け、様々な対策をとっていました。
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■小丸にかかりし木城六橋一吊り橋新しき二橋、高鍋三橋一鉄橋
◇木城六橋:尾鈴橋・戸崎橋・中八重橋・川原橋・比木橋・高城橋)
◇木城一吊り橋
◇木城新しき二橋(みかど神幸橋(仮称)、お里まわり橋(仮称))
◇高鍋三橋:竹鳩橋、小丸川大橋、高鍋大橋
◇高鍋一鉄橋(小丸川鉄橋) |
小丸川周辺図 |
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■小丸川が生みだす生活の力の礎五発電
◇県営渡川発電所
◇県営石河内第一発電所
◇九州電力石河内第二発電所
◇九州電力川原発電所
◇九州電力小丸川発電所 |
■小丸川 急流産み出す三美名石 ◇鬼神野美石群(南郷村阿切〜牛山)小丸川急流で磨 かれた赤色・青色の枕状溶岩露頭
◇八紘石(木城町石河内)山紫水明の幽谷に産出される 濃紺の内からわき出るような魅力的な色合いの美石
◇神代石(南郷村上渡川)馬跡石に似る硬質で石英をか み山水体などの形の奇石 |
■小丸川の郷 六滝一瀑布群
◇白い尾をひくように滝壺に向かって75.2mを一直線に落下する様は壮観
祇園滝(小丸川流域風土資産絵図-2)
◇祇園の滝とともに秘境の景勝地を形づくる
椎尾滝、鍵掛滝(小丸川流域風土資産絵図B-2)
◇滝の水に触れると頭がよくなるといわれる滝の妙見三石神社の滝
三石滝(風土資産絵図B-4)
◇右側の女滝、左側の男滝、二筋の滝が流れ落ちる
滝篠原夫婦滝(小丸川流域風土資産絵図C-3)
◇神武天皇の兄ニギハヤヒノミコトが滝の水で刀や矢を研いだことに名前が由来するという伝 説が残る滝矢研の滝、紅葉の滝、大滝、簾の滝、さぎりの滝、白滝などの美滝が集中、国 の名勝に指定されている 尾鈴山瀑布群(小丸川流域風土資産絵図B-3) |
■小丸川の郷 六ダム
◇周辺が東部湿原ゾーン・西部湿原ゾーンとして整備され、貴重な自然を身近に観察できる場として親しまれている
高鍋防災ダム (木城・高鍋町風土資産絵図B-3)
◇前坂の展望台からみるダム湖は背後の大瀬内山系の山々とともに静寂で美しい景観を形成
浜口ダム(風土資産絵図C-3)
◇上下ダムの落差が650mもあり、最大出力120万kwは九州で最大。また同一水系の純揚水式発電所は全国でも珍しい
小丸川ダム(風土資産絵図B-2)
◇ダム湖に架かるアーチ型橋脚の戸崎橋が麗しい
戸崎ダム(風土資産絵図B-2)
◇湖畔に貴重な原生林が残る 松尾ダム(風土資産絵図A-1)
◇ヘラブナ釣りの名所としても知られる 渡川ダム(小丸川流域風土資産絵図B-2)
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