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                雷電坊物語
                        

  
   
「雷電坊物語」とは

  奥秩父地方には巨人伝説として「でえだんぼう」の話が伝わっています。これは秩父地方の大自然の成り立ちの物語です。
  奥秩父の中津渓谷に目を向けますと、そこには趣のある山並み、切り立った岩壁、奇岩怪石をちりばめた渓谷が形成され、秋には素晴らしい紅葉が色を添えます。
  「雷電坊」の物語は、当地方に残る巨人伝説をベースとして、地域の素晴らしい自然を題材として創作したものです。雷電坊物語は、前半が「秩父の大雨編」、後半が「甲武信ヶ岳編」の2部構成になっています。

  
前半の「秩父の大雨編」は、古代の奥秩父における造山運動による山の隆起にはじまり、雨水による河川の形成、浸食作用による深い渓谷、奇岩奇勝の造形を経て、山野を彩る見事な紅葉樹等の自生に至る壮大な自然の歴史を巨人伝説として物語化したものです。
  
後半の「甲武信ヶ岳編」は、甲武信岳→甲州・武州・信州・の三国にまたがる名山。甲州における大湖水伝説を背景とした富士川の出口禹ノ瀬の形成、信州における諏訪湖の現出といった自然現象を巨人伝説として物語化し、さらに武州(秩父)における湖水誕生の夢へつなげるものです。
  
この物語が地域の人々に広く親しまれるとともに、滝沢ダムによってできる大きな湖水が奥秩父の地に豊かな恵みをもたらすことを願ってやみません。
  本絵本は、滝沢ダム工事事務所のご指導のもとに風土工学研究所で作成したものです。

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前半「秩父の大雨編」    雷電坊物語
後編「甲武信ヶ岳編」 
 

 

 
   

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